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イベント・セミナー

【1/16(火)開催@時計台記念館】“若手研究者がデータで解析する人間と個性——遺伝、教育、AI、脳、研究の社会的評価”を開催いたします

3rd Life as a Scholar ‘Your home and beyond’

Program

開会の言葉 | 13:00−13:05

時任宣博[京都大学理事・副学長(研究・評価担当)]

第1部 | 13:10−15:30

シンポジウム「若手研究者がデータで解析する人間と個性——遺伝、教育、AI、脳、研究の社会的評価」

石川冬木[次世代研究創成ユニット長、プログラムマネージャー/京都大学学術研究展開センター長/京都大学副学長]
「研究の社会的インパクトとインナーサークルについて」

髙橋雄介[京都大学大学院教育学研究科/L-INSIGHTフェロー]
「教育心理学・行動遺伝学に社会的インパクトはあるのか?」

高木優[大阪大学大学院生命機能研究科 知覚・認知神経科学研究室/情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)]
「異分野横断研究をどのように行うか——神経科学と人工知能の融合研究を題材に」

デーヴィズ・ブツ・ピーダスン[オールボー大学コミュニケーション・心理学科 人間中心科学・デジタル技術セクション]
「効果的な社会的・政策的インパクトのための科学コミュニケーション」

浅谷公威[東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻]
「学術書誌情報解析による研究トピックの国際的な時間差の観察」

第2部 | 15:40−16:45

ネットワーキングと軽食

乾杯の挨拶
平島崇男[京都大学大学院教育支援機構長]

※画像クリックでPDFダウンロードできます

Registration

以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Rd2oaeAoaCdquwCi6
参加登録期限:2024年1月15日(月)正午
申し込み多数の場合は早めに会場参加を締め切る可能性があります。

Introduction

国際的に解決すべき課題が次々に顕在化する現在、学術と国際社会を接続する視点から研究テーマやキャリアを考える若手研究者も少なくないでしょう。本シリーズでは、世界で活動する若手研究者が、自らの経験から得られた視点を一つのケースとして提示し、全体と個、競争と共存のバランスを取りながらキャリアと研究課題をいかに戦略的に展望するのかを参加者と共に考えます。

シリーズ第3回となる今回は、4人の登壇者と研究と社会の相互作用を考えます。学際的な研究——行動遺伝学を取り入れた教育心理学、AIと脳活動の共通的な理解——に取り組む若手二人は、学術的・社会的に新しい分野が直面する課題について話します。また、研究の創造性やインパクトと政策や社会との結びつきを専門家二人が説明します。データサイエンスが世界的に浸透する一方で、研究環境や社会実装のあり方は文化圏によって異なります。社会との関係を意識しながら研究を遂行するための観点を探ります。

Information

日時2024年1月16日(火)
第1部 13:00−15:30|第2部 15:40−16:45
会場京都大学百周年時計台記念館2F国際ホール III
参加対象者大学院生、PD、研究者、URA等研究支援担当者
形式会場(グループディスカッション)/配信(Zoomにてコメント受付)
言語日本語・英語(同時通訳あり)
参加費無料
参加登録以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Rd2oaeAoaCdquwCi6
参加登録期限:2024年1月15日(月)正午
申し込み多数の場合は早めに会場参加を締め切る可能性があります。

Timetable

〈開会の言葉〉 13:00−13:05

時任宣博[京都大学理事・副学長(研究・評価担当)]

〈第1部〉 シンポジウム|13:10−15:30

若手研究者がデータで解析する人間と個性——遺伝、教育、AI、脳、研究の社会的評価

開会メッセージ|13:10−13:15

石川冬木[次世代研究創成ユニット長、プログラムマネージャー/京都大学学術研究展開センター長/京都大学副学長]
「研究の社会的インパクトとインナーサークルについて」

若手研究者によるケーススタディ|13:15−13:45

髙橋雄介[京都大学大学院教育学研究科/L-INSIGHTフェロー]
「教育心理学・行動遺伝学に社会的インパクトはあるのか?」
省庁・地方自治体との協業における心理学データの活用の視点から

高木優[大阪大学大学院生命機能研究科 知覚・認知神経科学研究室/情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)]
「異分野横断研究をどのように行うか——神経科学と人工知能の融合研究を題材に」
脳とAI研究の社会的受容の変化・進化の視点から

専門家による研究のトピックとインパクトの分析|13:45−14:15

デーヴィズ・ブツ・ピーダスン[オールボー大学コミュニケーション・心理学科 人間中心科学・デジタル技術セクション]
「効果的な社会的・政策的インパクトのための科学コミュニケーション」
効果的な社会的インパクトのために産業、社会、政策のステークホルダーに研究をどう伝えるかの視点から

浅谷公威[東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻]
「学術書誌情報解析による研究トピックの国際的な時間差の観察」
科学と政策やソーシャルメディアの関係についての最新の研究成果

登壇者とのグループディスカッション|14:15−14:45

◆グループ・ファシリテーター
金秀玹[京都大学大学院文学研究科]
畑美由紀[京都大学大学院農学研究科]
笹川創平[京都大学大学院生命科学研究科]
张国庆[京都大学大学院情報学研究科]
アナ・ベレン・バレラ・アギーレ[京都大学ヒト行動進化研究センター]
サミュエル・マシュー・ギラオ・ドゥムラオ[京都大学大学院エネルギー研究科]

全体ディスカッション|14:45−15:30

◆モデレーター
鈴木雄太[科学技術振興機構(JST)/京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)]

〈第2部〉ネットワーキングと軽食|15:40−16:45

前田珈琲による軽食(無料)をお楽しみください。

乾杯の挨拶

平島崇男[京都大学大学院教育支援機構長/京都大学副学長]


登壇者プロフィール

石川冬木

次世代研究創成ユニット長、プログラムマネージャー/京都大学学術研究展開センター長/京都大学副学長
東京大学医学部医学科卒。医学博士(東京大学)。国立がんセンター研究所発癌研究部研究員、東京大学付属病院助手、コロラド大学化学生物学部博士研究員、東京工業大学生命理工学部助教授、同教授、京都大学大学院生命科学研究科教授などを経て、現職。

髙橋雄介

京都大学大学院教育学研究科 教育認知心理学講座 准教授/京都大学国際高等教育院 行動科学教室 准教授/L−INSIGHTフェロー
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。京都大学高等教育研究開発推進センター、京都大学デザイン学大学院連携プログラム、京都大学白眉センターにおける任期付きの勤務を経て、2020年4月より現職。専門は、教育心理学・発達心理学・行動遺伝学。人間の心理学的な特徴や精神病理的な症状の個人差について、その発達的諸相や発生機序について明らかにしたうえで、それらの遺伝と環境の輻輳について示唆を得るための研究を行っている。
https://cogpsy.educ.kyoto-u.ac.jp/member/takahashi.html https://www.l-insight.kyoto-u.ac.jp/fellows/takahashi/

高木優

大阪大学大学院生命機能研究科 知覚・認知神経科学研究室 助教/情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)協力研究員
2018年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士課程修了。2018年から2020年までオックスフォード大学客員研究員 兼 東京大学医学部附属病院特任研究員。2020年から2021年までJSPS海外特別研究員(スタンフォード大学)兼 東京大学大学院人文社会研究科特任研究員。2021年から現職。システム神経科学と機械学習の融合研究に従事。
専門分野キーワード:システム神経科学、人工知能
https://yu-takagi.github.io/

デーヴィズ・ブツ・ピーダスン(David Budtz Pedersen)

オールボー大学コミュニケーション・心理学科人間中心科学・デジタル技術セクション 教授/オールボー大学ヒューマノミクス研究センター長
科学コミュニケーション、証拠に基づいた政策立案、人文社会科学のインパクトに焦点を当てた研究に取り組み、国際機関や助成機関での発表や政策への助言も頻繁に行っている。論文、モノグラフ、編集書、政策報告書、論説コラム、新聞記事など約150件の出版業績がある。EU欧州科学技術研究協力機構における科学コミュニケーションに関する分野横断活動専門家グループの議長を務める。2020年ヴィロム&ベルックス財団から「アルゴリズム、データ、民主主義」に関する科学顧問に任命される。
https://www.sci-com.eu/main/index.php/dr-professor-david-budtz-pedersen

浅谷公威

東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任講師
2015年、東京大学大学院工学系研究科にて博士(工学)取得。博士論文のテーマは社会シミュレーションで現在は計算社会科学の研究に従事している。大規模な学術書誌情報を用いてイノベーション創出の過程を研究する「サイエンス・オブ・サイエンス」が主な関心。研究者が研究トピックを選定するメカニズムの解明に向けて、各国の研究トピックの進展や遅延、政策と科学やソーシャルメディアとの相互関係についての研究を進めている。また、都市や移動に関するデータ解析も実施しており、関西圏のICカードデータから同期的な移動を観測して友人関係を推定したり、大規模なレビューデータを基に都市の地域構造や経済的な格差に起因する行動の差異を明らかにしている。
専門分野キーワード:サイエンスオブサイエンス、複雑ネットワーク
https://www.sakatalab.t.u-tokyo.ac.jp/about-5

鈴木雄太

科学技術振興機構(JST) さきがけ専任研究者/京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS) 特定助教
ミシガン大学大学院にてPh.D. (Chemistry)取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校Tezcan研究室にてポストドクターとしてタンパク質デザインの研究に従事。帰国後、スタートアップ企業、京都大学白眉センター特定助教等を経て、現職。タンパク質を自在に配列し、様々な形状の集合体を創り出すモジュール式タンパク質集積デザインの確立を目指して研究を行っている。また、令和3年度より学術変革領域研究(B)「SPEED」代表として新規タンパク質デザインの創成を目指し研究を推進している。
https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/project/1112094/1112094_2022.html
https://www.yutasuzukilab.com
https://sites.google.com/view/proteinengineering-speed/home?authuser=0


グループ・ファシリテーターのみなさん

金秀玹
(京都大学 文学研究科)

畑美由紀
(京都大学 農学研究科)

笹川創平
(京都大学 生命科学研究科)

张国庆
(京都大学 情報学研究科)

アナ・ベレン・バレラ・アギーレ
(京都大学ヒト行動進化研究センター)

サミュエル・マシュー・ギラオ・ドゥムラオ
(京都大学 エネルギー科学研究科)


お問い合わせ

京都大学 世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)事務室
電話:075-753-5916
メール:admin-l-insight@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp


主催

京都大学世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム

京都大学大学院教育支援機構

共催

白眉センター京都大学学術研究展開センター京都大学欧州拠点