1. HOME
  2. 活動報告
  3. その他の活動
  4. 【オセアニアフィールドプログラム関連】 メルボルン大学の副総長らとL-INSIGHTフェローが懇親会を行いました(2022年6月22日)

活動報告

その他の活動

【オセアニアフィールドプログラム関連】 メルボルン大学の副総長らとL-INSIGHTフェローが懇親会を行いました(2022年6月22日)

2022年6月22日、プログラムの海外連携機関であるメルボルン大学副総長らがL-INSIGHTを来訪し、4名のL-INSIGHTフェローが本学理事副学長 時任宣博教授、赤松明彦ユニット長・プログラムマネージャーと共に一行との意見交換を行い、懇親を深めました。

メルボルン大学からはJustin Zobel 副総長、Ampalavanapillai Nirmalathas 研究担当副理事(Faculty of Engineering and Information Technology)、Andrew Pask教授(Epigenetics Faculty of Science)、Tim Lynch 国際担当副理事、Dan Hill 教授(Melbourne School of Design、Faculty of Architecture、Building and Planningディレクター) 、Mark Gregory氏、Maria Roitman氏、Mika Shimoda氏 が懇親会に参加しました。冒頭の赤松ユニット長からのご挨拶の後、仲野安紗特定准教授が海外大学と創出するプログラムを中心にL-INSIGHTの活動を紹介しました。続いて、田中智大助教(水文学)磯部昌憲助教(精神医学)白石晃將助教(応用微生物学)本郷峻研究員(保全科学) の4名のフェローが研究紹介を行うとともに、現在までのメルボルン大学との交流状況を報告しました。

全体での意見交換は時任副学長によるモデレーションにより行い、活発な議論が交わされました。フェローそれぞれの研究に関連するオーストラリア国内の最新の研究動向やメルボルン大学が擁する当該分野の研究者情報がもたらされたほか、フェローからは国際共同研究の萌芽期における若手研究者にとって必要な支援について話題が上がりました。日豪の若手研究者が短期間、相互に研究室に滞在することを制度的に可能にすること、その際、博士学生やポスドク研究者が議論に参加することで、研究領域が活気づいたり、異分野や社会的課題へ関心が高まりやすくなること、さらには教育的にもよい影響が見込める、といった意見です。Zobel副学長からは京都大学と協同で研究を行う仕組みの構築を前向きに考えたい旨、一方、時任副学長からはオーストラリアと日本では時差が小さい点も有利である旨の言及がありました。

今後、L-INSIGHTフェローはオーストラリアを訪問し新たな体験と議論を重ねる計画です。L-INSIGHTでは2大学の若手研究者による学術交流を起点に、日豪の連係による若手研究者の新たな挑戦を応援します。

※写真撮影のため一時的にマスクを外しています

関連フェロー