1. HOME
  2. イベント・セミナー
  3. 【1/27(金)開催@時計台記念館】“若手研究者の海外留学・海外転職、再考——パンデミック後の研究キャリア選択”を開催いたします

イベント・セミナー

【1/27(金)開催@時計台記念館】“若手研究者の海外留学・海外転職、再考——パンデミック後の研究キャリア選択”を開催いたします

2nd Life as a Scholar ‘Your home and beyond’

Program

ご挨拶

時任宣博 理事・副学長

第1部 | 13:00- 15:15
シンポジウム「若手研究者の海外留学・海外転職、再考——パンデミック後の研究キャリア選択」

狩野 光伸 (日本学術会議会員、文部科学省科学技術・学術審議会委員、L-INSIGHTアドバイザリーボード)

井上浩輔 (京都大学 医学研究科、L-INSIGHTフェロー)

ジーナス・チャオ(東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構)

ジェニファー・コーツ (シェフィールド大学東アジア学科)

藤原綾乃(日本経済大学 経営学部)

第2部 | 15:20-16:00
ワークショップ「今日からはじめる融合研究」

( 若手研究者支援ショーケース “研究者の歩きかたセミナー” )
 藤田弥世 (京都大学学術研究展開センター )

第3部 | 16:00-17:30
ネットワーキングと軽食

※画像クリックでPDFダウンロードできます

Entry

以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/HSfBk8P1KcZj5wS88
オンサイト:申込多数の場合は参加人数を調整する可能性があります。
オンライン:参加申込期限:2023年1月26日(正午)

Introduction

近年、国際的に解決すべき課題に相次いで直面する中で、学術研究はその広範な活動の意義を社会に示すことが益々求められています。同時に、こうした国際情勢による研究活動への影響も直接的で大きく、国際社会との接続のありかたを個々人が再確認する契機ともなりました。若手研究者の方々の中には、研究テーマを介した社会課題解決に目を向けたり、キャリアを再検討している方も少なくないのではないでしょうか。
本シリーズでは世界を活動の舞台にする若手研究者が、自身の経験を踏まえた視点をケースとして若い世代に向けて共有し、全体と個、競争と共存の日々の間で自らのキャリアと研究課題をいかに展望するのか、今日的で現実味のある戦略を共に考えます。

シリーズ第2回となる今回、第一部では海外機関から帰国したL-INSIGHTフェロー、海外出身のWPI所属研究者、京都大学から母国へ帰国した研究者、また研究者のイベントヒストリーの専門家が登壇します。第二部では融合研究に関するワークショップを実施します。国際流動が回復する中、国際的な環境に興味がある大学院生や、研究室内の国際化に直面する若手研究者にとって有益な場となるはずです。

Information

日時 2023年1月27日(金)
開会メッセージ・第1部 13:00〜15:15
第2部 15:20〜16:00
第3部 16:00〜17:30
会場 京都大学百周年時計台記念館2F国際ホール III
参加対象者 大学院生、PD、研究者、URA等研究支援担当者
形式 会場(グループディスカッション)+配信(MIRO等オンラインツールにてコメント受付)
言語 日本語・英語(同時通訳あり)
参加費 無料
参加申し込み 以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/HSfBk8P1KcZj5wS88
オンサイト:申込多数の場合は参加人数を調整する可能性があります。
オンライン:参加申込期限:2023年1月26日(正午)

Timetable

〈開会メッセージ〉13:00〜13:10

時任宣博 理事・副学長

〈第1部〉13:10〜15:15

シンポジウム「若手研究者の海外留学・海外転職、再考——パンデミック後の研究キャリア選択」

狩野 光伸 (日本学術会議会員、文部科学省科学技術・学術審議会委員、L-INSIGHTアドバイザリーボード)
“「同じ」と「違う」のバランス”

若手研究者による国際経験ケーススタディ13:10〜13:55

井上浩輔 (京都大学 医学研究科、L-INSIGHTフェロー)
海外への転出・母国への帰国における視点
“海外での学びを帰国後に最大限に活かす戦略”

ジーナス・チャオ(東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構)
海外(日本)の研究機関の異動における視点
“バランスを求めて——研究分野と文化を越える試行錯誤の道のり”

ジェニファー・コーツ (シェフィールド大学東アジア学科)
(日本から)母国への帰国後における視点
“帰国後にわかる異文化経験のスーパーパワーとは”

 

専門家による国際流動分析13:55 – 14:05

藤原綾乃(日本経済大学 経営学部)
“研究者のキャリア構築に関するイベントヒストリー分析に基づいて”

 

登壇者とのグループディスカッション 14:05 – 14:35

◆グループ・ファシリテーター
Thi Thuc Vien Dinh(京都大学 農学研究科)
Samuel Matthew Dumlao (京都大学 エネルギー科学研究科)
Phyoe Wae Hein(京都大学 工学研究科)
Surabhi Raman(京都大学 医学研究科)
永井翔吾(京都大学 理学研究科)
坂田千文(京都大学 文学研究科)
山田真太郎(京都大学 医学研究科、L-INSIGHTフェロー)
吉光奈奈(京都大学 工学研究科、L-INSIGHTフェロー)

全体ディスカッション14:35-15:05

◆モデレーター
新井康之 (京都大学医学部附属病院、L-INSIGHTフェロー)

結び15:05-15:15

 

〈第2部〉15:20〜16:00

ワークショップ「今日からはじめる融合研究」

( 若手研究者支援ショーケース “研究者の歩きかたセミナー” )

◆講師
藤田弥世 (京都大学学術研究展開センター)

〈第3部〉16:00〜17:30

ネットワーキング

(前田珈琲による無料の軽食つき)

登壇者プロフィール

狩野光伸

岡山大学 副学長/ヘルスシステム統合科学研究科 医療技術臨床応用学 教授/日本学術会議 会員/文部科学省 科学技術・学術審議会 委員/L-INSIGHTアドバイザリーボード
東大医卒、博士(医学)。聖路加国際病院で臨床研修。東大教員を経て、現岡山大教授、副理事(SDGs推進担当)、薬学部長。その他、外務省外務大臣次席科学技術顧問、日本学術会議会員、文部科学省科学技術・学術審議会委員など、政府公職等も多数経験。

井上浩輔

京都大学 医学研究科 社会健康医学系専攻国際保健学講座社会疫学 助教
2013年東大医学部卒。国立国際医療研究センター、横浜労災病院の勤務を経て、2021年UCLA公衆衛生大学院(疫学)博士課程修了。同年より京都大学大学院 医学研究科 社会疫学分野 助教。京都大学医学部付属病院 糖尿病・内分泌・栄養内科で診療にも従事。2020年NIH/NIDDKF99/K00 Award受賞。2017–2022年、査読付き論文68報(うち筆頭/責任論文44本)。主な研究テーマは、因果推論の手法を用いた、臨床医学における因果メカニズムの解明と、社会背景因子によるその異質性評価。

京都大学 教育研究活動データベース:
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.9580935082bccbc5.html
個人ウェブサイト:
http://labusers.net/~kinoue/

ジーナス・チャオ(Zenas Chao)

東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 主任研究員・准教授
ジーナス・チャオ氏の関心は、人間の心と人間のような知能を持つ機械の開発にあり、自由意志、意識、創造性の生物学的起源を知りたいと考えています。台湾の大学で生命科学と化学の学士号を取得後、米国のジョージア工科大学で生物医学工学を学びました。博士課程では、シャーレの中で神経細胞を培養し、それをロボットに接続して、人工有機脳を持つ機械が目的に沿った行動を学習できることを実証しました。大学院修了後、来日し、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、生理学研究所助教、京都大学講師として、ヒトやサルの行動中の脳信号をいかに解読し、脳によるロボットやコンピュータの制御をいかに可能にするか研究を行ってきました。現在は、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)の主任研究員・准教授として、コンピューター系、培養系、生体系の研究経験を活かしながら、予測符号化と創造的問題解決を検証しようとしています。

ウェブサイト:
https://ircn.jp/mission/people/zenas-c-chao

ジェニファー・コーツ(Jennifer Coates)

シェフィールド大学 東アジア学科 教授
シェフィールド大学東アジア学科の日本研究の教授。2014年~2019、京都大学白眉センター助教(文学研究科)。著書には、『Making Icons: Repetition and the Female Image in Japanese Cinema, 1945–1964』(Hong Kong University Press、2016年)や『Film Viewing in Postwar Japan, 1945–1968: An Ethnographic Study』(Edinburgh University Press、2022年)があります。また、『Japanese Visual Media: Politicizing the Screen』(Routledge、2021年、E. ベンアリとの共編)や『The Routledge Companion to Gender and Japanese Culture』(Routledge、2019年、L. フレイザー・M. ペンドルトンとの共編)の編者でもあります。英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)のイノベーション・スカラー。2021年、視覚芸術・舞台芸術分野でフィリップ・リーヴァーヒューム賞受賞。

藤原綾乃

日本経済大学 経営学部 准教授
東京大学経済学部卒。東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。大阪大学大学院国際公共政策研究科助教、文部科学省科学技術・学術政策研究所主任研究官を経て、現職。主な研究テーマは、イノベーション論、人材流動化が与える影響に関する分析。

https://researchmap.jp/fujiwaraayano
https://u-tokyo.academia.edu/FujiwaraAyano

新井康之

京都大学医学部附属病院 検査部 助教
2006年京都大学医学部医学科卒。医学研究所北野病院、倉敷中央病院での臨床研修を経て、京都大学大学院医学研究科博士課程修了(血液・腫瘍内科学)。以降、3年間米国国立衛生研究所にて博士研究員として、免疫学研究に従事。帰国後、京都大学医学部附属病院血液内科医員を経て、2018年より輸血細胞治療部(現:検査部・細胞療法センター)助教。造血幹細胞移植をはじめとした細胞療法の開発と応用に取り組む。

グループ・ファシリテーターのみなさん


Thi Thuc Vien Dinh
(京都大学 農学研究科)


Samuel Matthew Dumlao
(京都大学 エネルギー科学研究科)


Phyoe Wae Hein
(京都大学 工学研究科)


Surabhi Raman
(京都大学 医学研究科)


永井翔吾
(京都大学 理学研究科)


坂田千文
(京都大学 文学研究科)


山田真太郎
(京都大学 医学研究科、L-INSIGHTフェロー)


吉光奈奈
(京都大学 工学研究科、L-INSIGHTフェロー)

お問い合わせ

京都大学 世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)事務室
電話:075-753-5916
メール:admin-l-insight@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

主催

  • 京都大学世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム
  • 京都大学大学院教育支援機構
  • 京都大学学術研究展開センター
  • L-INSIGHT 世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム
  • 京都大学大学院教育支援機構
  • 京都大学学術研究展開センター

共催

京都大学欧州拠点