L-INSIGHTでは2021年9月25日・26日の2日間、2021年度合同プログラムを開催しました。
本プログラムは、第1期・第2期フェローおよび第1期フェロー 名誉教授メンターとL-INSIGHT関係者が参集し、それぞれの関心事項、活動の様子などを直に見聞きする場として開催するもので、日常空間を離れ、長期的な展望を思索するという、L-INSIGHTで目指す「世界視力」に向き合う機会となっています。 当日は、新たに第2期フェロー を迎え（フェロー紹介ページをご覧下さい）総勢26名のL-INSIGHT関係者に加え、事業への参画を検討する企業様からも6名の方々にも議論にご参加頂きました。

開催初日は、L-INSIGHTフェローによる研究紹介と質疑に続き、名誉教授メンターの先生方から、これまでの研究者としての活動を通して若手時代の目標が現在に至るまでにどのように変化し、取り組み方にどのような変化があったのか、それぞれお話頂きました。 2日目は、第1期フェローが各々で設定しているコンピテンシーの共有と議論を行いました。L-INSIGHTでは、2030年以降に自身が目指す学術や社会の実現においてフェローは研究者としてどのように関与しようとするのか、また、そのためのコンピテンシーはどのようなものかについて伺う対話機会を形成しており、本発表はその機会に基づくものとなりました。

2日間を通して、初対面の顔合わせも多く、オンラインでの実施とはなりましたが、いずれの発表においても活発な議論が展開しました。また、初日には、Fellow-Go-Roundと銘打った小さなグループによる交流時間帯や、仮想空間に設けたフリートークルームにおいて個別の親睦を深めることができました。今後、世代や専門分野を超えた情報交換と連携が益々促進されることが期待されます。

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