[ L-INSIGHT・HeKKSaGOn発展プログラム] 白石晃將フェローがドイツ2大学及び国際連合食糧農業機関本部（イタリア）を訪問しました
白石晃將フェローが2023年9月20日から10月2日の日程で、研究室に所属する修士学生を帯同し、ドイツおよびイタリアを訪問しました。
カールスルーエ大学では、2022年度のHeKKSaGOn-L-INSIGHTプログラムで自身が座長を務めた対話グループの登壇者である、Islam Khattab 博士研究員を訪ねました。Peter Nick教授およびIslam Khattab 博士研究員と研究に関する意見交換を行い、セミナーにて講演を行いました。ハイデルベルク大学では、Frank Keppler 教授と現在進行中の共同研究に関する意見交換およびセミナーでの講演を行いました（写真は、ハイデルベルク城前にてKeppler教授らと）。
9月24日から訪れたローマでは、白石フェローの前所属機関である国際連合食糧農業機関 (FAO)を訪問し、元同僚の Isabella Appruzzese博士課程学生（German Federal Institute for Risk Assessment Chemicals and Product Safety）、Masami Takeuchi FAO食品安全専門官、Cornelia Boesch FAO食品安全専門官、Keya Mukherjee FAO食品安全専門官およびGiuseppe DiChera Codex事務局員と、食品安全に関する最近のFAO動向や国際シンクタンクFAO微生物叢ワーキンググループなどに関する意見交換をそれぞれ実施しました。その他、Karel Callens FAO チーフエコノミスト付きシニアアドバイザーおよびFanette Fontaine FAO微生物叢・AMR専門官と、FAOにおけるバイオエコノミーの施策や自身が有識者として参画している国際シンクタンクInternational Bioeconomy Forum (IBF)を中心に意見交換を行いました。さらに、National Biosafety, Biotechnology and Life Sciences Committee (CNBBSV) に参画し、ボローニャ大学の教授でもあるFabio Fava 先生と面会し、自身が有識者として参画している国際シンクタンクInternational Advisory Council on Global Bioeconomy (IACGB)に関する意見交換を実施しました。
これら意見交換により、FAOを中心とした国際的なワーキンググループやシンクタンクを通じた、食料安全保障・食品安全・バイオエコノミー分野での協力関係を、一層深める訪問となりました（写真は、FAOエントランス前にて）。
