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活動報告

実践プログラム群

【HeKKSaGOn発展プログラム】 L-INSIGHTフェローがドイツ2大学の若手研究者と超領域的テーマについて議論を行いました。(2021年11月23日)

L-INSIGHTでは2021年11月23日,“Five Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers”を京都大学とハイデルベルグ大学、カールスルーエ工科大学(KIT)と共同開催しました。
本プログラムはL-INSIGHTフェローが未来の研究実践のために今議論が必要と考える諸課題について超領域的なテーマを掲げ、ドイツ2大学の若手研究者と共に対話を行うもので、初回となる本年度は5つのグループにより実施しました。

開会にあたり、HeKKSaGOn [ヘキサゴン: 日独6大学アライアンス]のリエゾンオフィスとして中心的役割を果たしてきた京都大学欧州拠点の拠点長 横山美夏教授からご挨拶があり、続いて、ハイデルベルグ大学副学長Matthias Weidemüller教授、本学理事副学長 時任宣博教授より若手研究者および本フォーラムへの期待の言葉を頂きました。
グループに分かれての対話では、山本暁久特定助教(医学物理)、 本郷峻特定研究員(保全科学) 、田中智大助教(水文学)、藤井俊博特定助教(宇宙物理学)、藤井悠里助教(惑星科学)がそれぞれに提示したテーマにおいて座長を務めました。ハイデルベルグ大学、KITから各テーマに加わった1〜4名の研究者と、国内外18大学から参集したオーディエンスは活発な議論を交わしました。
総合討論では、各テーマにおいて座長を務めたL-INSIGHTフェローが、自身が掲げた課題に対する日独間、異分野間での認識の相違や共通点について、超領域的課題であるからこそ議論の機会が多く必要であることを認識したことなど、それぞれの気づきを述べました。これを受け、コメンテーターからは、超領域的研究とその議論における姿勢について助言がありました。本学河野泰之教授は、研究分野において知られていないことに対して率直な疑問を投げかけることの意義について、KIT Stefan Norra教授は、研究者を取り巻く歴史・文化の背景の相違こそが科学的な疑問の解決の動機になるという示唆、ハイデルベルグ大学田中求教授は、異分野間で共有可能にされた問いと解決の対象との関連性を維持するこの重要性について話されました。また、本フォーラムが若手研究者にとっての学際的議論のプラットフォームとして継続することへの期待が寄せられ、分野と世代を超えた議論の機会であったことが確認されました。
閉会にあたっては、本学理事副学長 時任宣博教授が日独3大学の若手研究者に対して議論への賛辞と激励を贈りました。最後に若手研究者戦略育成拠点長 吉川みな子特定教授から関係者への謝意により閉会しました。
本フォーラムではハイデルベルグ大学京都大学オフィスSabine Schenk氏が司会を務めました。新たな試みとして準備を進めてきた半年の議論を経て、L-INSIGHTでは3大学の関係者との連携を深めることができました。
本フォーラムの対話機会を端緒として、今後、L-INSIGHTフェローはドイツを訪問し新たな体験と議論を重ねる計画です。
本プログラムが世代と分野を越え、より開かれた国際的なプラットフォームとして、若手研究者の皆様に継続的に活用頂けるよう、L-INSIGHTではこれからも創意して参ります。

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