1. HOME
  2. 活動報告
  3. CToP
  4. 第1期フェロー報告会・2024年度総会を開催し、フェローと名誉教授メンター・アドバイザリーボードらが交流しました(2024年3月15日)

活動報告

CToP

第1期フェロー報告会・2024年度総会を開催し、フェローと名誉教授メンター・アドバイザリーボードらが交流しました(2024年3月15日)

2024年3月15日、L-INSIGHTでは第1期フェロー報告会・2023年度総会を京都大学医学部構内ASHBi (ヒト生物学高等研究拠点)にて開催しました。

本イベントは、L-INSIGHT第1期フェローを2020年度に迎えて以来、L-INSIGHT合同プログラムとして、フェロー・名誉教授メンター・L-INSIGHT関係者にお集まりいただき、それぞれの関心事や活動の様子などを直に見聞きできる場として開催してきました。日常空間を離れ、長期的な展望を思索するという、L-INSIGHTで目指す「世界視力」に向き合う機会としています。

本年度は、L-INSIGHT第1期フェローが3年間余りのフェローとしての活動を終え、第1期アルムナイとなる新たな段階への移行期にあたるため、第1期フェローは3年間の研究活動におけるアチーブメントを報告しました。報告会では、京都大学若手研究者戦略育成拠点長・プログラムマネージャーの石川冬木教授が座長を務め、名誉教授メンターやアドバイザリーボードメンバーとフェローとの間で、活発な質疑が行われました。フェローからは、研究成果や受賞に関する報告のほか、3年前の自身の課題が現在いかに変化したか等、事業ならではの話題が提供されました。報告会の締めくくりとして、パートナー企業である株式会社島津製作所基盤技術研究所脳五感ユニット長務中達也様から、L-INSIGHTとフェローに向けて「専門性」「人材育成」「出会い」に関する期待が寄せられました。

続いての総会では、文部科学省補助事業における中間評価結果と今後の展望について、石川拠点長・プログラムマネージャーが報告を行いました。総会の最後には、パートナー大学である大阪大学理事・副学長尾上孝雄教授から挨拶があり、今後のネットワークの維持の重要性とフェロー期間終了後の活躍への期待が話されました。その後、会場をラウンジに移し、沖縄科学技術大学院大学研究担当ディーン ニコラス・ラスカム教授の挨拶で全体での交流会が始まりました。

名誉教授メンター、アドバイザリーボードメンバーの先生方をはじめ、年度末のお忙しい時期にご参集下さった皆様に感謝申し上げます。また、会の運営にご協力を頂いたASHBi事務室の皆様ありがとうございました。L-INSIGHTでは、若手研究者の将来にわたる国際的なネットワーク構築を引き続き応援します。