【グローバルフィールド起動プログラム・国内フィールド型(沖縄)】白石晃將フェローがOISTを往訪しました(OIST往訪:2024年1月23-24日)
白石晃將フェローが2024年1月23-24日に、基幹プログラムのひとつである「グローバルフィールド起動プログラム・国内フィールド型(沖縄)」で、沖縄科学技術大学院大学(以下、OIST)を訪問しました。
【Benjamin Clifton研究員・(タンパク質工学・進化ユニット)
David Armitage助教(統合群集生態学ユニット)】
植物微生物間相互作用に関する意見交換および研究室見学
OISTではBenjamin Clifton研究員およびDavid Armitage助教と打ち合わせを行いました。Clifton研究員とはRNAに関する研究に関して、Armitage助教とは植物微生物間相互作用に関する研究に関し意見交換し、共同研究の可能性を模索できました。加えて、微生物の重要性を認知し、実際に研究所などと協力している実績のある農園を二か所(モリンガファームおよび沖縄情熱農園)訪問しました。植物微生物間相互作用に関する研究に関して実施を検討している圃場試験への協力にも快諾いただき、今後詳細な打ち合わせを行っていくことで合意出来ました。
<OISTにて>


<沖縄情熱農園にて>


<モリンガファームにて>

帯同学生の声
農家訪問では実験室では分かり切れない現場での植物の生育における微生物の役割の重要性を強く実感しました。OISTではArmitage助教の地球環境の変化と密接な植物微生物相互作用についての研究が大変興味深く感じました。この度の貴重な経験により今後の研究へのモチベーションをさらに高めることができました。
農家訪問では、植物の生長における微生物の重要性を科学的に証明することの意義を再認識することができました。OISTのArmitage助教は、バイオインフォマティクスを駆使して、私たちの研究室とは異なる視点から植物-微生物相互作用を調べており、非常に興味深かったです。今回の沖縄訪問で得た知見を今後の研究に活かしていきたいです。