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活動報告

実践プログラム群

L-INSIGHTフェロー企画「研究者の、研究者による、次世代研究者のための研究指導を考える」ワークショップを開催しました(2023年3月20日)

2023年3月20日、L-INSIGHTでは「研究者の,研究者による,次世代研究者のための研究指導を考える」をハイブリッドで開催しました。
この企画は、「研究指導に関する十分な研修を受けないまま研究指導の現場に立つ必要がある一方、研究指導方法のノウハウが属人化しやすい」という課題を背景として、江口佳那フェロー(医学研究科・特定助教)が計画し、レクチャ・ワークショップの2部構成で実施したものです。レクチャパートのオンデマンド配信視聴者を含め、のべ12名のL-INSIGHTフェローが参加しました。

レクチャパートには2名の講師を招聘し、大学における研究活動(宮野公樹 准教授/京都大学 学際融合教育研究推進センター)と、多様な学生を対象とした研究指導(青木良輔 主任研究員/日本電信電話株式会社 人間情報研究所)に関して講義をいただきました。質疑応答では「大学における研究活動・研究指導」について、講師とL-INSIGHTフェローが多くの議論を交わしました。
ワークショップパートでは、ファシリテーターとして、藤田弥世URA(京都大学学術研究展開センター)と下重幸則URA(同)の協力を得て、各人が日頃の研究指導で心がけているポイントやコツなどのノウハウをL-INSIGHTフェロー同士で議論しました。

参加したL-INSIGHTフェローからは「ラボ運営について考えるとてもよい機会になった」「短い期間の指導であっても、個人が大切にしていることをお互いに理解・共有することを実践したい」「こういったセミナーが普及すると良いと思う」という感想が上がるなど、満足度の高い取り組みであったことが確認できました。
このワークショップを起点に、今後、全学組織による開催を検討するなど、より多くの若手研究者を対象とする支援として継続することを模索しています。

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